2021/7/12

【マッキンゼー新代表】日本企業が蘇る、5つのポイント

JobPicks編集長/NewsPicks副編集長
今年、マッキンゼー&カンパニージャパン日本代表が、岩谷直幸氏に代わった。同職に日本人社長が就任するのは実に15年ぶり。44歳という若さも注目される。
この人事が意味する、メッセージとは?
また、学生起業家出身という異色の経歴を持つ岩谷氏が考える、日本企業再生の道筋とは?
岩谷氏を直撃した。

学生起業家からマッキンゼーへ

──学生時代に創業メンバーの一人としてテック企業HENNGEを共同で起業し、その後、新卒でマッキンゼーに入社したという珍しい経歴です。
岩谷 私は島根県という、皆さんあまりいらっしゃったことのないようなド田舎出身でして、だからこそ人と違う経験をしたいという思いがずっとありました。
しかし、大学入学で東京に来た当時は、サークル活動に精を出す人ばかり。そこで、携帯電話の販売のバイトを始めました。