【現地発】まるで洗脳。着々と「改造」される香港の生活
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- 「見たことのない風景」が続出
- 義務化される「忠誠心」
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- 採用条件は「愛国者であること」
- 生徒が教師を「監視」する時代
- それでも抵抗する市民たち
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中国政府が香港にしようとしていることは、中国国内のスタンダードを適用している、といえます。何も皆殺しにしようとかいうことではなく、普通の中国人になることを強制しています。
中国政府に限らないですが、自分たちと同化してやれば喜ぶだろう、とか、自分たちと同じ言語や文化を受け入れることが不満なのか(不満だとしたら自分たちへの侮辱だ)という発想を人間がすることはめずらしくありません。
しかし、中国というのはもともとそんなに一枚岩の社会ではありません。同化しようとしていく力は中国の歴史を通して存在して、それこそが中国の歴史といってもいいですが、現在はかつてないほどその力が強くなっています。
香港というのは、英国の植民地になった、というのが一面であり、中国の同化の力から逃れようとした人々の拠り所、外の世界へ脱出するための限られた出口、という一面もありました。
香港は単なる金融センターではなく、世界に散る中華系資本の避難所、ブラックマネーのロンダリング拠点、何でも入手できる世界最大規模のブラックマーケットでもありました。芸能や娯楽の中心地でもありました。そういう、中国では許されないことができる場であることが香港の力の源であり、そうであるからこそ中国にとっても金の卵を産むニワトリでした。
今では、香港が金の卵を産むことよりも、普通の中国の一部となることが最優先されています。
日本にとって他人事ではありません。
巨大な大陸国は100年かけて文字通りの世界制覇を狙っています。
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軍隊を使わなくとも、貿易、教育、金融、技術からハニートラップまでなんでもありの「超限戦」により世界は静かなる侵略を受けています。
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イギリスが香港を返還すると絶対にこうなると想像しいたが、台湾然り、香港然り、尖閣諸島然り、南沙諸島然り、とにかく長期的な戦略でじわりじわり覇権を拡大する「中華思想」は恐ろしい。
日本のような長期戦略が出来ない国は本当に時間をかけて侵略されていくだろう。
昔も今も、資源の奪い合い。
だから、日本はエネルギー政策をもう少し冷静に考える必要がある。
二度と過ちを犯さないために。
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