東京都議選 女性の当選、過去最多の41人 自民・公明は女性の割合低く
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日本は156カ国中147位と異例の低さ、という数値を見ながらも、政治界に女性が必要であることは痛感しているにもかかわらず、ここにコメントされる多くの女性の活躍されている方々も、さすがに政治界に突っ込んでいく気にならない、というのが本音なので、本当にこの41人はすごいと心底思います。
男性中心主義のど真ん中の政治の中に頭を突っ込んでいく勇気。私にはその勇気がないので、天晴れ!としか言いようがありません。
その方々の努力が、きちんと未来に繋がるには・・・・、を考えるのがマストなのですが、やはりまだ具体的な道筋が見えないのが辛いところで、暗い気持ちになります。このまま、うねりが次につながる流れに着実に接続することを祈ります。
注目のコメント
女性議員は、意図して増やすための努力をしないと自然には増えません。今段階では、出馬するインセンティブよりも、リスクの方が大きいし、男女ともに落選した時の社会的保証があまりにないから、議会は地盤ありきのシルバーシート化します。
しかし、選択的夫婦別姓も、性教育の問題も、女性議員が増えてれば進化するだろうソーシャルアジェンダが多数あります。
今回の選挙がその未来に一歩前進したなら、その点だけはよかったなとおもいます。国会議員のケースですが、女性議員が多い国(最高意思決定機関の多様性)は、女性管理職、役員比率、働きやすさに関する法制度の整備も相関するとの研究結果も。ただ、気になるのは、都議から都議会に出される条例数って低くて驚いたことも(何がノーマルの数かは難しいですが…)。
とはいえ、新しいスタートですし、先行きにまずは期待を!他の新聞の見出しは「自公過半数」ばかり注目されていました。でも、こちらが実は大きなこと。なぜなら3割を超えると物事の決定に影響するクリティカルマスという数字を超えたからです。ニュースをニュースとして捉えられなのがジェンダー格差が大きく多様性のない現場です。