三菱電機、社長が引責辞任 検査不正「申し訳ない」
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注目のコメント
辞意の表明については自身にコメントできることはないですが、そもそもとして、本件の発端となった事象についての社内説明が今まで一切なく、本ニュースを見て初めて自社の社長の辞意表明を知るという時点で自社のクリティカルな情報の共有体制にかなり問題があるのではと思ってしまいます。(辞意はまだしも検査不正の件は社内にて正式な説明が欲しかったです。全社としてこう言ったことが起こらないような仕組みを構築するためには情報共有は必須。)
三菱グループは6年で社長を代わる例が多いと思いますが、三菱電機は4年で交代しています。杉山社長はまる3年経ったところなので、1年弱残しての退任になります。今回の不正は、まさに言い逃れができず、組織のダメージを少なくする意味でも、スッパリとトップが交代した方がいいと判断したのでしょう。三菱電機に期待するのは、会見をもっと柔軟に頻繁に開き、説明責任に前向きになることです。不祥事が起きてもまったく会見を開かず、開いたと思ったら、いきなり社長が辞めるというのは、今の時代には似合わないと思います。
2014年まで社長を務めた山西健一郎氏は「なぜ4年で代わるのか」と聞かれて次のように答えています。少し意地悪かも知れませんが、紹介します。
「私の体感としては、4年任期の社長が続くようになった頃から、三菱電機は「風通しのいい組織」になり、業績が伴ってきているように思います。現場が自ら問題点を見える化し、真の原因追求をして、解決策を導き出す「カイゼン活動」には、「風通しのいい組織」が大前提ですから」
https://president.jp/articles/-/24242?page=1潔い判断だが、空調は社長の管掌だったかな?
改ざんデータは悪質だが、それで問題無いなら、そうすればよかった。
問題は、ウソつき、ということ。
それにしても、指名委員会等は、どうしていたのだろうか?
そもそも、期待してはいけないのか。