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デジタルワクチンパスポートの実際。標準のない世界【鈴木淳也のPay Attention】

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  • 保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子

    「世界でも国内利用を想定したワクチンパスポートはあまり有効に機能しているとはいえず」

    ワクチンパスポートの国内利用に関する経団連などの脳天気な議論にきちんと冷や水を浴びせてくれて大変に好印象。紹介された事例でワクチンパスポート自体に身分証明の機能は無いことも指摘しているのも的確。

    ただ技術面で不正確な点が幾つかあるのは残念。

    「EU Gatewayという仕組みでワクチン接種情報の共有を行なっており」「この有効性が共通ネットワークを介して証明される」

    間違い。EUのデジタルCOVID証明書(DCC)のアーキテクチャではワクチン接種等の医療情報は参加国内に留まり、他の国とネットワークを介して共有はされない。

    Gatewayで共有するのはCOVID証明書のQRコードに含まれる電子署名を検証する国や公的機関の公開鍵証明書に関する情報で、個々人のワクチン接種情報といった個人情報は扱わない。COVID証明書の有効性をオンラインで証明するAPIも将来拡張として議論されているが、現在は電子署名を用いたオフライン検証を使用。

    「“紙版”の「COVID Certificate」も希望者には発行されるが、安全性と利便性の面でデジタル版の方が有効性が高いと考えられる」

    安全性が何をさすが不明瞭だけど、紙版も結局印刷されたQRコード中の電子署名を検証する必要があるので偽造防止という意味では強度に差はない。

    「仮にこの仕組みが日本で利用できるようになったとして、実際に有効活用できるかは施設やイベントの運営者しだいだ」

    イベント参加等でのワクチン証明書の利用について、たとえばフランスではイベント開催者が参加者のワクチン証明書を読みとるのに使用するアプリは証明書の記載内容がイベント参加条件を満たすか青信号赤信号を表示するだけで、証明書の内容の詳細は表示しないよう政府の指導で定められている。

    ワクチン接種という医療情報を扱うため、運営者のフリーハンドは有り得ず行政による適切なガイドラインや指導が前提となるはずです。


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