文科省、教職課程でICT教育科目の履修を義務付けへ
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日経の今朝の記事に「教員のICT能力伸びず」という記事を見たあと、検索でこの記事を見つけたのですが遅すぎる!今頃義務化ですか?!
数年前教育系企業にいたときのことを思い出しました。
私は教材のデジタル化を担当するものとして入りました。とある事業部長が
「教育はリアルが大事。紙で書くことが大事。デジタルは合わないと思う。」と豪語された方がいらっしゃいました。こういう方が教育界に多いから、現在のような世界的に見てもデジタル化の遅れが顕著になってきているのだと思う。
確かに教育は人と人とのつながりが大事なのもわかるが、時代の流れに変化・順応していかないとこうやって落ちこぼれていってしまうのだと思います。
デジタル化の遅れは人災ですよ。
注目のコメント
本日の教育系の注目ニュース。
大枠賛成なのですが、学校教育でのICTの活用方法自体が大きな変革期にあることを意識した研修内容になるかは要留意です。
・教具から文具へ
・一斉から個別最適へ
・オンプレからクラウドへ
・知識習得だけでなく協調的な学びや探究も
・プログラミングやデータサイエンスも
などなど変化ある中で、旧来的なICTの教育活用の専門家が研修やると大ズレすると思います。
その点、文科省や各教委はくれぐれも留意いただきたい。研修内容のトータルデザインはリスキリング必須のこれから時代で、教育行政官の専門性の重要要素です。学校デジタル化がテーマになった10年前から、先生IT使えない問題は主要課題でした。生徒一人一台時代、先生を育成する過程にITを組み込むという当然のことがようやく動きます。さて、そうすると、先生にITを教える先生をどうするかですね。
公立中学校の学校現場で働いていて、現在市のICT推進委員も兼ねていますが、ICT教育科目の必修化に大いに賛成です。
学校教員にはそもそものリテラシーが低い人が多いです。様々な事情がありますが、これは教員という仕事の特性上、チョークと黒板だけでも仕事が回ってきたというのも一つの理由だと思います。
実際のICT科目がどんな授業なのかその中身が気になります。
また、誰が教えるのかもかなり大事なポイントな気がします。ICTを授業で活用してる実践者が教えるとより効果的な授業になりそうです。