激怒!施設入居の認知症母「要介護5」判定、認定やり直したら
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注目のコメント
在宅介護の場合、介護保険の給付イメージはつかみやすいのですが、施設入居の場合、どのようなしくみで給付が使われるのだろうかと感じていました。施設のパンフレットを見ても、例えば家賃月々5万円、共益費月々5万円、食事代月々5万円、合計で15万円という負担は示されていても、それのどこが介護保険の給付と関係するのかが見えなかったからです。
実際には、介護給付の適用範囲となるサービス提供で自己負担となる部分は別枠で払わなければならないということなんですね。共益費の中にサービス提供の負担分を盛り込んで定額負担制にすればいいのにと思いました。そうなれば、要介護認定のほうは施設の職員さんの労力負担に応じて認定すればよく、経済的な事情で家族が不服申し立てをしなくてもよくなります。
定額制にすると、実際には入所者によって要介護度もバラバラなのですから、一見すると軽度の人が損をして重度の人が得をするように思えますが、そうした幅を平準化して負担の変動を抑えるのが保険の本来のしくみ。介護保険制度そのもので自己負担を平準化させる手もありますが、施設側がそうした平準化機能を担っておくのもスタッフのことを考えれば有効だと思います。保険事業とみなされない程度で。