インドネシアでコロナ病床逼迫、首都では病院の外にテント設営
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先週の金曜日にコロナの検査(Rapid Antigen Test)を受けた際に、通常15分で結果が出るところ7時間かかりました。検査数も急激に伸びているためとのことで、これまでと違う感染の広がり方なのを実感しています。
ジャカルタにある、日本人が利用する病院はいずれも満床とのこと。20名以上の邦人が入院待機中。
現地人も、家族から感染しているケースがとても多い。幸い当社はクラスタ発生していませんが、いつも以上に気を付けなければと感じています。インドネシアは先週あたりから新規感染確認者も死者数も、過去最高を毎日更新し続けています。今は、毎日の感染確認2万人、死者300人程度です。ただし、実際の数がはるかに大きいのは間違いなく、誰にもわからないでしょう。
インドネシア政府はワクチン接種を推進していますが、今のところ2回接種済みなのは人口の5%ほど、ほぼ全てシノヴァック製です。2回接種済みなのに感染して重症化する人々が、医療関係者を含め多発しています。
病床、人工呼吸器、人員、全てひっ迫しています。大規模な行動制限が有効であると考えられますが、インドネシア政府では難しいかもしれません。
やはり感染拡大中のタイでも、行動制限の導入が政府で検討されています。効き目に乏しい中国産ワクチンしか入手できない国の悲劇。東南アジアではシンガポール以外mRNAワクチンをほぼ手当てできておらず、インドネシアやフィリピン、マレーシアは無論、感染抑えてきたタイやベトナムでも急拡大してしまっている