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長期投資は「知の総合格闘技」。
いつも高校生、大学生に言ってることです。

国語、算数、理科、社会、英語を組み合わせて、自分なりの仮説を導けるのか。
そして足を使って、その仮説を検証できるか。
その無限ループです。

とりわけ、苦手意識が強い科目が算数です。でも算数(会計)はビジネスにとって世界共通の「言語」です。こちらも合わせて読んでください。
https://newspicks.com/news/5961743/body/
今、教育業界では、メタ認知力をどう高めるかが、一番の話題。ビジネスも一緒。特別なスキルを身につけても意味がなくて、メタ認知して、構造を見抜かないといけない。

ジュンイチロは、かなり難しい話を、面白いストーリーに仕立てれて、この回のストーリーができた時、僕はかなりびっくりした。
『スタートアップル!』第6話は、タツキが渡した「算数ドリル」の付箋箇所から、決算分析の鉄則となる「ビジネス方程式」の見つけ方にりんごが辿り着きます。はたして、その答えは合っているのか?

前編をまだ読んでない方、もう一度読み返したい方は、↓からどうぞ!

【第1話】成績ビリの私が「最高の起業家」になる物語
https://newspicks.com/news/5886210

【第2話】お前は必ず起業に「失敗」する
https://newspicks.com/news/5886562

【第3話】1週間で「決算書」を読めるようになるのか?
https://newspicks.com/news/5903903

【第4話】上手な上司の「使い方」
https://newspicks.com/news/5921629

【第5話】決算書を読めるようになる「方法」
https://newspicks.com/news/5940721
「算数のスキルで十分」に共感です。数字や会計が苦手と感じている方も、ぜひ「花子さんがリンゴを8個買いました、、」的な、小学校の算数感覚でPLの紐解きをすると面白くなってきます。

まずは、売上の変動費と固定費に分けて、金額が大きい順を売上の割合(%)でどのコストが重要なのか理解する。そして、役立つのは、同業他社との比較。他社の経験があれば、どのコストが異常に高い低いかが見え、ビジネスチャンスに繋がります。

PLに限らず大半のビジネス分析は、算数スキルで足りると実感します。大事なのは、その先の「押すツボ」を把握すること。そのためになぜ(WHY)?と繰り返し問うことです。全ては謎解きで、どの数字に着目すると業績を伸ばせるかの目利きをOJTで養うと、数字を上げていくことがゲーム感覚で面白くなりますね。KPIの制覇は、「自分が舵をとる」ことに繋がります。
そう、ビジネスを理解するには、まずは「どう分ける」か。
ただ、例えば携帯事業でも、法人向け・個人向けがある。また、例えばソニーであれば、身近なテレビやプレステといった最終製品(でも大量の種類がある)から、映画のようなコンテンツビジネス、スマホセンサーの外販、金融事業まである。細かく分けすぎても、全体として重要なポイントが分からなくなったり、管理がしにくくなる。
これは、経営の真理でもあり、事業範囲を広げたときに「いい感じに分けて、管理・意思決定する仕組みが重要」ということでもある。たまに全部を理解しているのかというレベルのスーパー経営者もいるが(特に創業経営者)、一方で大体の場合は全部を知らないし、そもそも全部を知ることより「つまるところどういう状態で、どうしていけばいい?」の判断と判断のための情報が重要。
そして事業範囲が広がるほどこれが難しいから、コングロマリットが減っている(ソニーも事業を絞ってきているし、日立とかもそう)。もしくは、コングロマリットであれば内部市場と言われ、異なる種類の事業でも一定の基準で横比較して意思決定する仕組みとその徹底が重要なところ。事業によって利益率も違えば、必要な資産・人員、一度築いた事業がどれだけの年数持つかも違う(鉄鋼とゲームとかを想像してみてほしい)。

企業の意思決定・経営も投資判断と考えられ、その観点で様々な事業の経営・意思決定は奥野さんが書かれている「知の総合格闘技」だと思う。
にんじん なす トマト、、、答えはラタトゥーユ。
この連載について
スタートアップ(新規事業)を志す主人公の山川りんごが「数字=決算書」を理解することの大切さを体得していく物語。現役の某GAFAセールスリーダーである異色の新人マンガ家・水野ジュンイチロ氏が、ビジネスの核心を描く。