免許更新制の見直しだけではない 教員制度改革を巡る論点
教育新聞
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コメント
注目のコメント
教員免許更新制度についてコメントさせて頂きました。
免許更新制度は先生方が教育に関する知識や技能をアップデートする素晴らしい機会です。
この機会を無くすべきだと主張している人は先生方の学びの機会を奪っている事と同等の発言です。
ただ、現状の更新制度は忙しい先生方に負担になっている事は確か。今まさにアップデートする時なのです。
「課題があるからやめる」はまさに思考停止状態だと思います。課題を整理し打ち手を実行し、改善し続けるマインドを持っていかないと、教育施策は退化してしまいます。
たとえば、更新講習をオンラインにして、細切れに履修できるようにすることで先生方が空き時間で学べたり、10年に一度の更新ではなく、10年かけて積み上げていく仕組むにする事もできる。
質の高いコンテンツがすぐ満席になってしまう状態から、質の高い研修を誰でもいつでも受講できる状態も作れる。
これから本制度をアップデートし、更新制度以外の教員研修の在り方に良い影響を波及させる事にフォーカスするべきです。我々はもっと子ども時代に人と関わるということについて真面目に考えなければいけないんだと思います。デジタルテクノロジーとフィジカルの二項対立的なことは好きではないんですが、人間の発達の観点からその時期に人と関わることがどう影響するのか、ちゃんと理解しないと本質的な議論にならない気がしています。