アマゾンも依存、地殻変動を起こした「影の物流帝国」
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注目のコメント
投資先であり国際展開をサポートしているProject44ですが、物流領域で急成長しているスタートアップの一つです。
特に日本にいると物がどこにあるかというのはわかって当たり前と感じるかもですが、実はその裏側は動画でも触れられていたようにバケツリレーになっていて、仕組みとしても限界を迎えています。また大企業はSAPなどの大規模な仕組みを活用し物流システムを作っていますが、物流が複雑化すると外部の様々なタイプの事業者と付き合わなければなりません。例えば個人でやっている運送業者に、複雑なソフトウェアを使ってくださいといってもハードルが高いのです。Project 44を活用することで、物流事業者、荷主などの様々なプレイヤーは同じメッシュやレベルで物流データを見ることができます。
日本展開も計画しており、今後の成長が楽しみな会社です。コメントにもあったどうして「Project44」っていうの?
→1926年、アメリカのイリノイ州シカゴと、カリフォルニア州サンタモニカを結んだ、全長3755kmの旧国道、ルート66(Route 66)が開通。
物流に大きく貢献し、アメリカ西部の発展を促進した重要な国道だったのですが、数十年して需要の多さに耐えきれなくなりました。
そこで1953年に登場したのが「幹線道路44号」。これがルート66のバイパスになってアメリカのサプライチェーン、経済を支えたところから来ているそうです。
ロマンある!弊社の投資先の一つ、物流インフラのラストワンマイルデーターの隠れた巨大インフラ企業、Project 44です。先日海運部分のオーシャンフリートを買収し、最後に残されたクリアメタルを買収したことで米国市場では文字通り競合もいなくなりました。
業界知見を持つベテランがしっかりと経営する、知る人ぞ知るカテゴリーリーダーでセールスフォース 等の投資家であるエマージェンスキャピタルらしい投資先です。
日本とも既に接点のある会社ですが今後ますますグローバルでのプレゼンスが大きくなっていく会社だと思います。