「ブラック校則」廃止の三重県 一部高校がツーブロック禁止
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注目のコメント
教育関係者の掲示板への書き込みだかツイートだかで、興味深い意見を拝見しましたよ。
この手の話だとやれブラック拘束だ、いきすぎた指導だと叩かれると思うんですが、その書き込み主いわく
ならば、教師の仕事を教科指導に限定し、生活指導という責務から解放してくれ、と。
生まれつきの栗色の髪を黒染めしろとかは、まあ行き過ぎかなと思うんですが、大枠の話としては、一人の担任に対して何十人もの担当生徒がいて生活指導しろというのは求めすぎなんじゃないかと、やるならどこかに軋みがあっても統一した校則で管理せざるを得ない。
そういう話かなと思います。
ブラック校則の廃止がゴールではないのでしょうね。
根本解決するには、
教師の種類や数を増やすとか、部活をやめるなどの負担軽減でしょうか。旅館などで定められている「大浴場でタトゥーを見せる行為の禁止」と同じく、なぜそうなのかを明示したうえで、ルールはあくまでも必要最小限、共通なルールとして運用。それ以外は個別の対応に委ねるべきですね。
就職に影響が出るというのなら、そうした企業への就職を考える一部の生徒にアドバイスすればいいことです。一般的には、現在の多様性尊重の流れや、一部の特性を持つ人への差別禁止の流れもあって、性別や年齢を含めた外見的な特徴で選考をするのはご法度になりつつあります。そうした変化を敏感にキャッチし、学校現場も時代の流れに乗り遅れないようにルールは常に見直していくことが大切です。
ただ、外見上で意図的に手を加えて他者に反社会的な威圧感を与える事例なども依然としてありますので、そこは線引きをするにしても今までより慎重に検討して線引きするべき。それで定めたルールはそこのコミュニティ共通のものであり、高校生らしいなどという曖昧な理由で教員と生徒に格差を設けるべきではありません。髪型も地毛証明書もそうですし、もしもコート着用を禁止するなら当然ですが教員もコート禁止。下着の色を定めたチェックするのなら、教員も同様にすべきです。