2021/6/18

【激白】日本企業は「優良資産」を貯め込み過ぎている

NewsPicks 金融ジャーナリスト
村上ファンドやスティール・パートナーズがいた2000年代。投資先と激しく対立し、「ハゲタカ」と呼ばれたアクティビストファンド。
ガバナンスの重視という時代の追い風を受けて、株式市場で再び存在感を高めている。
そして、昨年6月に運用を始めたのがネット証券大手、マネックスグループ傘下のマネックス・アクティビスト・ファンドだ。
このファンドは、昨年8月にベンチャーキャピタルのジャフコに投資。その後に行ったジャフコへの保有株式の売却や自社株買いの提案が採用された結果、同社の株価はこの1年で倍増した。
マネックスのアクティビストファンドは何を目指しているのか。そして、株式市場にはどんなチャンスが眠っているのか。
同ファンドへの投資助言を行うマネックスグループ傘下のカタリスト投資顧問の平野太郎代表と小野塚恵美副社長に話を聞いた。
INDEX
  • 日本は「フロンティア」だ
  • 村上ファンドの時代との違い
  • 「100年企業」は良いことなのか?
  • マネックス松本社長が「直談判」
  • 東芝が不祥事を防げなかった理由

日本は「フロンティア」だ