【図解入門】東芝問題が「まったく他人事ではない」理由
NewsPicks編集部
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まとめ
・アクティビストファンド(モノ言う株主)の影響力が増している
・日本版スチュワードシップコードの策定で、機関投資家の役割が明確化され、問題のある企業は厳しく追及されるように
・国内企業で買収防衛策を廃止にする企業は年々増加
・銀行や生保の持ち合いが減少し、TOPIXでは外国法人の株式保有率が増加
・ガバナンスコードは年々厳格化されており、東証の最上位市場区分になるプライム市場は東証1部を超える高レベルのガバナンス体制が要求される(例:流通株比率35%以上)
・アクティビストファンドは、企業のガバナンス改善などを通して株価上昇を狙う
注目のコメント
究極的には問題はガバナンスではなく業績をきちんと上げられるかどうかなので、経営トップがアクティビストなどにおろおろして本来経営に使うべき時間・資源を小手先の対策(や隠ぺい!)に費やしているとすれば本末転倒と感じます。アクティビストの言うとおりにすればいいなら経営者はいらないので、正々堂々と自分たちのバリューを発揮して結果を出せばいいと思うのですが。
アクティビストの対立の末に、株主総会をめぐる不祥事を起こしてしまった東芝。
まもなく株主総会シーズンがピークを迎えますが、多くの上場企業にとってもアクティビストやガバナンスの対応はどんどん重要になってきています。
今回の記事では、その辺りをゼロから理解できるように図解で分かりやすく紹介します。東芝問題のアウトルックが中学生にもわかる伝え方。
NPのこのインフォグラフィックによる今更聞けない(とは書いてないが)シリーズを見るたび新聞にはないビジュアライズとストーリ仕立ての大切さを感じる。漫画や紙芝居の技巧。