日本製鉄工場で社員2人被ばくか 年間限度量の数十倍の可能性も
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注目のコメント
自覚症状があって初めて気づいたパターンだな。。
作業安全上、最悪のケース。
年間被曝量の上限は100mSv/5年かつ50mSv/年。その数十倍となると自覚症状が出始める1000mSvを超えてくる可能性がある。
ただ、これだけ時間がかかっても被ばく線量の把握ができていないということは、ガラスバッジをつけていなかった可能性もあり、その場合、どの程度深刻な影響があるか把握出来ていない可能性が高い。
誤解なきよう付け加えると、記事にあるようなX線膜厚計の放射線源は密封されていて、それが漏出したわけではないです。
放射線が出続けていたところに、作業員がずっと居てしまったために、被爆してしまったのです。
環境汚染だとかと言ったものは一切ありません。機械が破損して、放射性物質が漏洩したのなら話は別ですが。
追記
被爆!
あかん核で爆撃されとる
被ばく ないし 被曝 が正しいです。
携帯だと誤字多いですねぇ。放射線事故に限らず、重大労働災害は、5重、6重の安全対策のミスの重なりで、起こります。
このような重大労働災害の前に、幾つものヒヤリ、ハッとが、必ずあります。そこで、安全管理者や経営管理部門が、リスクの総ざらいをしていたなら、防げない重大労働災害は、有りません。
日本製鉄という日本最大の現場を持っている会社で、起こったことは、大問題です。
製鉄ですから、熱関係、機械関係は、キチンとされていると思いますが、結果から見れば、放射線管理の専門の管理者が、機能していたのか?手順管理に社員が立ち合い、管理をしていたのか、作業計画が、徹底されて、点検作業の前に、作業区画が設定されて、作業環境が整っていたのか、朝礼等で、安全の分担が確認されていたのか?
全ての詳細な手順、管理の確認がされなければなりません。
労基は、徹底してやると思います。
しかし、重大労働災害が起こってからでは、遅い。この災害の周りには、数十人の関係者がいます。今、そのお一人、お一人が、自らの不注意を悔い、足りなさを痛感していると思います。私もそうでしたから、その痛みは、忘れることはありません。
重大労働災害をおこさない安全の徹底は、全ての詳細な手順を、守るしかありません。経営も管理者も、安全担当も、工事担当も、監督も、作業者も。
朝、家を出てきた人を、無事に家に帰す、これが最も大事な事です。「1つは、エックス線装置の点検を行う際に被ばくの危険のおそれがある場合は、電力供給を止めたうえで、供給のスイッチに錠をかけて表示板を取り付けるなどして作業者以外が電源を入れないようにすること。」
電源のスイッチを落としたうえでカギをかけて他人が入れられないようにすることを「タグアウト」といいます。人体に影響しうる程度の放射線を扱う設備では当然の管理手段です。また、X線は基本「電源落とせば止まる」という意味で比較的管理しやすい線源です。
なので、こんな事故「普通は起こりえない」ものなのですが。事情があってどこかの手順を無視したり変えたりしたか、管理上の重大ミスがあったか、なんかなんでしょうが。
そこを追求し、明らかにすることが再発防止には絶対に必要です。