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WSTSが21年の世界の半導体市場は20%増の5272億ドルと過去最高になるとの予想を発表した記事です。新型コロナでテレワークやテレ教育などによって、パソコンやクロムブック、タブレットなどが売れ、さらにクラウド需要によってデータセンターのコンピュータを拡張するという需要で半導体が大量に売れ続けています。スマホは5G品が急増し、クルマ用半導体不足は来年の第2四半期頃まで続くという予想もあります。この勢いで、半年前に8.4%増との予測を大幅に上方修正しました。ポストコロナの時代は、以前に戻るのではなく、業務によってはテレワークは残りますし、ウェビナーやZoomも活用されます。半導体を使って全ての業務をスマート(賢いという意味)にする動きは止まりません。日本だけが取り残されないようにみんなで頑張らなくっちゃ。
WSTSのカバー率はかつて8割以上あったが、今は6割。かなりの部分が、推計となっている。TSMCも入ってないような、もちろん、ファウンドリだから当然だが、かつては入っていた。
あとは、チップベースか、パッケージベースかで、金額が異なる。
メモリなども、ウェハーベースで供給、顧客でカットもあれば、パッケージベース、さらには、DRAMなどを入れて、モジュールベースで、売上計上もある。まあ、統計とはそんなものだが。同じ基準で継続していればいいが、M&Aがあったり、会計基準が変わると、統計基準も変わる。
さらに、いうと、かつて、NECと東芝が、世界一を競っていたころ、どちらかは、商社分の付加価値まで入れ、嵩上げもあった。この恩恵を受ける日本企業は、ソニー、キオクシア、ルネサスの3社と、ロームも入れるべきかな。パワー半導体はプレーヤーが多いので、世界を見据えて統合して欲しいところ。
それぞれ特徴がありますし、まだまだ世界で戦えるはず。
今回を機に、投資への補助金などで政府と協力し、シェア拡大を期待したいと思います。
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