LIBOR移行、市場参加者の迅速な対応を=雨宮日銀副総裁
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注目のコメント
LIBORが無くなることが決まっている以上、対応しなければならないのは当然と思います。
同時に、この問題については、国際機関等からの情報発信が「もう決まってしまったのだから対応せよ」といったものに終始しがちで、対応する民間側にとって納得感の少ないものになっていることが、現状の対応振りの一つの背景になっているように思います。
指標金利の機能は、金融を通じて経済社会における適切なリスク(金利変動リスク、信用リスク等)の分担を実現することにあります。指標金利の移行をコスト要因とするだけではなく、より良いリスク分担の実現に結び付けていく検討と情報発信が求められているように感じます。