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    専修大学 商学部教授

    今回のロート製薬による天藤製薬の買収の背景には、企業同士の思惑の一致だけにとどまらず、何十年来の人的なつながりの歴史と人間関係に基づく、深い理由があります。

    痔疾患治療薬「ボラギノール」で知られる天藤製薬(株)は、武田薬品工業(株)の関連会社で、一般用医薬品(大衆薬)を中心とする企業です。武田薬品工業の大衆薬部門は、かつて「同社ヘルスケア事業部」、その後同事業部の子会社化に伴い「武田コンシューマーヘルスケア(株)」、さらに武田薬品のヘルスケア事業売却に伴い、現在は「アリナミン製薬(株)」で事業を営んでいます(すでに武田薬品との資本関係はありません)。

    ロート製薬(株)現社長の杉本氏は、新卒で武田薬品に入社したのち同社でキャリアを重ね、武田コンシューマーヘルスケア(株)のトップに就いていました。天藤製薬の大槻社長も武田薬品出身で、武田薬品のヘルスケア部門のトップをつとめたのち、杉本氏にバトンタッチした関係にあります。

    杉本氏は、武田コンシューマーヘルスケアが武田薬品の傘下にあったころ、社長任期を残して突然退任、若干のタイムラグの後、ロート製薬から社長指名を受けて現在に至ります。

    杉本氏の武田コンシューマーヘルスケア社長退任の理由は明らかにされていませんが、「武田薬品のヘルスケア事業売却に抵抗したためではないか」と思われていました。そのような背景がある中で、天藤製薬が武田薬品を離れて、ロート製薬の傘下に入りました。


注目のコメント

  • 6/9(WE)🌌
    ロート製薬【ボラギノールの天藤製薬買収】とあるが天藤製薬の概要とは?

    “天藤製薬”

    #天藤製薬株式会社
    (あまとうせいやく、英文:AMATO PHARMACEUTICAL PRODUCTS, LTD.)は、大阪府豊中市に本社を置く日本の大手製薬会社企業及び武田薬品グループの関連会社である。

    痔疾用薬ブランドの医薬品メーカー最大手であり、「ボラギノール」という商品名で痔の薬を販売している。「痔にはボラギノール」というCMソングが知られている。

    1813年(文化10年)に創業され、1921年(大正10年)10月11日より会社創立した。

    1921年(大正10年)10月11日 - 大槻欽三氏が創製し「天藤薬化学研究所」を設立。日本における痔疾治療の新薬新製剤第1号である痔疾用薬「ボラギノール坐薬・軟膏」を発売。

    1971年(昭和46年) - 当社の新型全自動坐剤成型機を導入、日本で初めて坐剤成型包装の自動化に着手。本社を京都府福知山市笹尾町995番地(現在地)に移転。

    1993年(平成5年) - 基本理念として「Vision A」を制定。基本理念の実現と具体化を図るため、社内活性化運動「Amato'le 21」をスタート。一般用向け皮膚用薬「ドナクリーム」を発売。

    1999年(平成11年) - 100%子会社「天藤サービス株式会社」を設立。イタリアより新型の全自動成型包装機を輸入し、医療用坐剤充填包装ラインの自動化に着手。

    2021年(令和3年)8月31日 - 創業家などがロート製薬に発行済み株式の67.19%を約90億円で売却し、同社の子会社となる。(予定)

    #ロート製薬
    #天藤製薬
    #天藤製薬売買
    #ボラギノール
    #買収額約90億円


  • インフラ企業 デジタル戦略部門

    ボラギさん、めちゃくちゃ優秀ですもんね…みなまでは言いませんが…!


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