[フランクフルト 3日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは3日、ドイツ首都ベルリン近郊のグリューンハイデに予定している巨大工場「ギガファクトリー」建設について、計画を修正して再申請した。ドイツの当局者が明らかにした。

新たな計画には、同地における電池セル製造の詳細や他の生産ライン拡張などが盛り込まれている。こうした設備増設でも水の想定使用量は、従来と変わらない水準を維持するという。

ブランデンブルク州の農業・環境省は既に、テスラが工場建設計画の申請手続きをやり直すと予告しており、新計画の変更程度から改めて意見公募を行う必要があるかどうかを数日中に判断するとしている。

テスラはドイツの行政手続きに時間がかかっていることを強く批判するとともに、工場の稼働予定時期を先送りしてきた。