[3日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は、北米市場で利益率が高いピックアップトラックなどの製造を拡大していることで、上半期の利益が従来予想を「大幅に」上回るとの見通しを示した。

GMは5月初旬、上半期の一時項目を除く税引前・利子支払前利益は約55億ドルになるとの見通しを発表。通年の税引前利益は100億─110億ドルの予想レンジの「上限」になるとした。

第1・四半期の営業利益は44億ドル。これを踏まえると、新たなガイダンスの下で第2・四半期の税引前利益は11億ドルを超える可能性がある。

GMは第2・四半期の具体的な業績見通しは示さなかったものの、通年見通しの達成を「楽観視」しているとした。