「ワクチン有効率60%」でも6割の人に効くわけではない誤解されがちな用語の真の意味 中西貴之(サイエンスコミュニケーター)、宮坂昌之(大阪大学名誉教授)
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注目のコメント
いちおう新型コロナをそれなりにウォッチしているので有効率・副反応・有害事象の意味くらいは分かります。いろいろ議論する上ではそういう基礎知識はそれなりに必要で、それがないばっかりにトンチンカンなことを言ったりデマに流される人は少なくないと思う。
それらはワクチンに対する見解が違うこととは別。
あと一般認識としては有効率については特に知ってなくてもいいと思う。有効率95%とか『すごい効果が高いんだろうな』くらいで問題ないと思う。問題は有害事象と副反応の方で、こっちも用語としては別に知らなくてもいいとは思うのですが、ワクチンを打つかどうかに関係なく、人間はそれなりに死ぬので、ワクチンを打った直後に死んでしまった場合には『それを副反応だ』と決めつけてしまわないことは重要だと思います。
あと個人的には『副反応』という言葉の使われ方ですが、発熱や倦怠感については薬の意図しない作用ではなく、正常な免疫反応としてなので副反応でいいと思うのですが、正常な免疫反応としてではない意図しない作用(例えばAZワクチンで稀に見られる血栓)では副作用という言い方をしてもいいのだろうか?そこが少し気になりました。