日立、新興国にEVバス充電網 まずパキスタン輸出
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スズキは乗用車では60%のシェアをパキスタンで持っていますが、EVバスはつくっていないですね。日野自動車もパキスタンでバスはつくっていますが、EVではないですね。
パキスタンは、EVの普及を国策にしていて、乗用車からバイク、三輪タクシーまで、EVに転換する方針です。主な背景は、中国の全面的な後押しです。一帯一路の一環で、中国はパキスタンでのEV生産を全面的に支援すると提案しています。パキスタン政府も、EVであれば自動車の国産化が実現できるということで、飛びつきました。中国のEVメーカーのパキスタン進出は、すでにかなり進んでいます。
実際のところは、素材もモーターも、中国企業がつくるでしょう。電力も中国がつくります。パキスタンでは、2011年から中国がつくった原子力発電所が稼働していて、すでに6基あり、今も複数の原発を建設中です。
EVバスについては、まず人口1500万の最大都市カラチから路線が整備されていく予定です。私のいるフィリピンはEVどころかバスの普及も遅れています。いまだに庶民の足はジプニーといわれるトラックを改造した乗り物だからです。
今回の新型コロナウイルスを利用してジプニーからバスに変えようと政府は頑張っています。
日野自動車の小型バスがたくさん入ってきました。
古いジプニーの排気ガスで環境汚染が進んでいるので期待しています。
いつかはEVバスになってほしいですが、まずは普通のバスからですね。ABBがバスの路線に沿ってグリッド構築して充電器も設置するということですよね。一定のルートが確立しているところに作るのは、新たに配電網を整備する必要がある新興国ではモデルケースになりそうですが、盗電対策はどうするのか。
また充電器の方はChaojiを採用するのか気になります。