半導体 供給確保へ“国の大規模支援が必要” 国内の団体が提言
NHKニュース
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JEITAの提言原文は①。端的には、規制や補助金などで海外に負けないようにイコールフッティングをしてほしいというもの。
国プロは70年代の超LSI技術研究組合は成功したが、その後は失敗の連続(②に詳しい)。リリースに「新たな時代の研究開発体制と支援:2050年カーボンニュートラルの実現に向けた次世代半導体の開発支援」という言葉もあり、そういうのも多少の可能性はあるが、基本的には「邪魔はしないで、民間が競争不利にならないように戦うべきところでちゃんと戦って」というメッセージに見える。
なお、日本の半導体の長期失速は国プロの失敗よりは、日米半導体協定と、メモリ→ロジックシフト・ファンドリーシフト・設備投資競争など時代潮流に対して設備投資の意思決定を必要なタイミングで必要な金額でできなかったことの方が大きいとは思うが…
①https://www.jeita.or.jp/japanese/topics/2021/0519.pdf
②https://toyokeizai.net/articles/-/9052安全保障の観点であれば、アメリカの半導体産業が強力なのでそこからの供給について約束してもらえば良さそうな気がします。
シェアの維持拡大であれば、現在の日本の半導体の強みをさらに伸ばすのは間違ってはいませんが、支援が特定のメーカーに偏る懸念があります。
まず、日本の半導体産業が目指すゴールとそれに至る道筋を示していただき、その実現のためにどの部分にどのような支援が必要なのかを知りたいです。