アスベスト訴訟 規制怠った国の対応は「違法」 最高裁が初判断
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>規制を怠った国の対応を違法と認め
これは規制をしなかった行政の不作為を違法としたものか、それとも帰省する法律を作らなかった立法の不作為を違法としたものか?
原則として規制するためには法律の根拠が必要なので、立法の不作為を違法と認定したのでしょうね。
そのような意味では、画期的な判決です。
注目のコメント
この判決自体はもちろん支持出来るのですが,その結果起こるのが,過剰なアスベスト危険視に伴う,面倒くさい各社の自主規制です.
健康被害の出た人のほとんどは,日常的に高濃度のアスベストを長期間曝露していた方,要は解体工事などに従事していた人でしょう.
その人達が吸っていたアスベストの濃度と,コンクリに4つくらい小さい穴をあける程度の作業で吸う粉塵の量とでは,大きな差があります.まして,アスベストの健康被害が言われる現在なら,当然不織布マスクもするでしょう.
しかし現実は,その程度の小さく短時間の作業ですら,掘りたい壁面のアスベスト調査の実施を要求されたりする.
放射線の時もそうでしたが,重要なのは濃度×時間な訳で,問題が出たものを,全て猛毒のように扱うのは間違っています.
安全の為に,「適切なコスト」をかけるべきなのに,日本という国は,そう出来ない.そしてもうこの国は,過大なコストを支払い続けるのが困難になっています.
単純に言えば,空き家とか古いビルの解体コストが高くなり過ぎて,放置が最適解となったりしてしまう,と言う事です.
重ねて言いますが,判決自体は妥当と思います.ですが,その判決がどれだけ経済活動に影響を与えるか,萎縮させるか...という事を考慮して頂きたいのです.
なんかこう,自分の責任さえ果たせば,自分の領域以外の事はどうなっても良い...みたいな風潮を感じます.4大公害病+α的なね…
原爆、原発の被爆者のケアもそうだけど、ここから又、難しい問題が出てくるよね…責任者が誰かを決めるのも難しいんだろうけど、それが決まったところでどうやって責任を取るかってのもしんどい議論だよね…不動産売買やデューデリジェンスの場面では、非常に重要視される項目の一つです。
土砂災害警戒区域のような位置付けかと、実務者としては認識しているわけですが、、、
築古物件を高利回り物件として紹介された場合に、積算価格が云々と言われたら注意して考えてみてください。
木造では無縁かもしれませんが。。。