行革相「完全に僕の失敗」 ワクチン予約殺到巡り
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> 「効率性より住民の平等性を重んじる自治体が多かった。これは完全に僕の失敗だ」と陳謝した
仮に効率性を完全重視し、例えば既存のチケット予約サイトのみを利用して接種予約をすれば、IT弱者からの批判は必至の上、批判の矢先はおそらく河野大臣ではなく、責任者でもあり、その現場で対応する各自治体の首長らだと思います。
実際にも平等性の重視を徹底せず、結局謝罪を追い込まれるケースも。茨木市は当日整理券配布にもかかわらず、前日からの列に対し、密を下げるため事前に整理券を配布してしまい、謝罪まで追い込まれた。
大阪府茨木市:前日昼から高齢者が列 ワクチン予約、市長謝罪の大混乱
https://www.asahi.com/articles/ASP5D73JLP5DPTIL02Q.html
有権者の支持流出防止のためにも、平等性を重視しなければならないのは正直のことです。
そういう現場の責任を持たない河野大臣が陳謝すべきのは、なぜこういう責任分担の制度を見直せないところだと思います。
注目のコメント
共同通信は「完全に僕の失敗」というフレーズが嬉しかったのでしょうが、
発言の意図は逆で、平時の対応しかとれない、効率性の悪い自治体に問題があるということを言われているのでしょう。
合わせて過度に平等性を重んじ、小さな不平等を見つけては政府を叩くマスコミの問題も。(緊急事なのに行政の足を引っ張っている場合でしょうか?)
緊急事なのだから、平等性が完璧じゃなくても叩いちゃいけない、ということです。「効率性より住民の平等性を重んじる自治体が多かった」、言い換えると平等性より効率性を重んじるべき、いうことですが、ストレートにそう発言するとメディアと野党の多くが一斉に反発と批判を繰り出して炎上し、世論がそれに靡くのが我が国です。一生懸命やっている自治体も多分気分を悪くするでしょう。
「完全に僕の失敗だ」と日本人の感性に副う発言をして「失敗」に批判が集まれば、河野大臣の失敗をメディアと世論が認めることになるわけで、それは取り直さず「平等性より効率性を重んじるべき」という大臣の反省点が正しいことを意味します。そしてそれは「平時と同じルールで承認しており、非常事態に弱い。行政も変わらないといけない」という主張を推し進める原動力に繋がります。「完全に僕の失敗」を強調する見出しは、ひょっとしたら大臣の秘めたる狙い通りかも (^^;
合理的な基準で判断できる安全のみならず、感覚的な“安心”を常に求める近時の我が国の傾向を考えると、効率性と平等性を合理的に比較考量して効率性を追求することは難しそう。意図されたかどうかは知らないけれど、このご発言、世論を効率性重視の視点に向けるには、極めて有効なんじゃないのかな・・・ ご発言の趣旨に沿って効率的に変わって欲しいと念じます (^.^)/~~~フレ!ここ暫くで一番まともで誠実な政府からの発信に聞こえました。
もしこれを責める報道とかする暇あったら改善のための報道とか情報発信に切り替えてほしいと切に願います。