行革相「完全に僕の失敗」 ワクチン予約殺到巡り
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「平等とは何か」を考えるべきですよね。均等と平等は違うはず。
機会を均等に与えられ早い者勝ちで予約で取るのは平等なのか。年齢順で配布するのは平等なのか。重症化しやすい方から配布するのは平等なのか。自治体に人口に合わせて均等に配布するのは平等なのか。
ある程度機械的に数理モデルに基づいて感染状況や、人口密度、病床の確保数を基に配布するのがよいかと。そこに優先度を決める人為的な判断が入ると、ワクチンが届かなく、感染した、という話になったりしないだろうか。
注目のコメント
共同通信は「完全に僕の失敗」というフレーズが嬉しかったのでしょうが、
発言の意図は逆で、平時の対応しかとれない、効率性の悪い自治体に問題があるということを言われているのでしょう。
合わせて過度に平等性を重んじ、小さな不平等を見つけては政府を叩くマスコミの問題も。(緊急事なのに行政の足を引っ張っている場合でしょうか?)
緊急事なのだから、平等性が完璧じゃなくても叩いちゃいけない、ということです。「効率性より住民の平等性を重んじる自治体が多かった」、言い換えると平等性より効率性を重んじるべき、いうことですが、ストレートにそう発言するとメディアと野党の多くが一斉に反発と批判を繰り出して炎上し、世論がそれに靡くのが我が国です。一生懸命やっている自治体も多分気分を悪くするでしょう。
「完全に僕の失敗だ」と日本人の感性に副う発言をして「失敗」に批判が集まれば、河野大臣の失敗をメディアと世論が認めることになるわけで、それは取り直さず「平等性より効率性を重んじるべき」という大臣の反省点が正しいことを意味します。そしてそれは「平時と同じルールで承認しており、非常事態に弱い。行政も変わらないといけない」という主張を推し進める原動力に繋がります。「完全に僕の失敗」を強調する見出しは、ひょっとしたら大臣の秘めたる狙い通りかも (^^;
合理的な基準で判断できる安全のみならず、感覚的な“安心”を常に求める近時の我が国の傾向を考えると、効率性と平等性を合理的に比較考量して効率性を追求することは難しそう。意図されたかどうかは知らないけれど、このご発言、世論を効率性重視の視点に向けるには、極めて有効なんじゃないのかな・・・ ご発言の趣旨に沿って効率的に変わって欲しいと念じます (^.^)/~~~フレ!ここ暫くで一番まともで誠実な政府からの発信に聞こえました。
もしこれを責める報道とかする暇あったら改善のための報道とか情報発信に切り替えてほしいと切に願います。