[東京 11日 ロイター] - シャープは11日、2022年3月期の連結営業利益が前年比21.5%増の1010億円になるとの見通しを発表した。IBESがまとめたアナリスト11人のコンセンサス予想の平均値は835億円だった。

売上高は前年比5.1%増の2兆5500億円、当期利益は同42.7%増の760億円を見込む。

2021年3月期は売上高が同7.2%増の2兆4259億円、営業利益が同61.5%増の831億円、純利益は同3.88倍の532億円。洗濯機や調理家電などの販売が増加、デバイス事業も増収となったほか、PC・タブレット向けや大型のパネル販売が増加した。パソコン事業も増収となった。

今期も家電の高収益化を図り、PC事業のグローバル化などを拡大する。