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◆伊藤忠(2019 → 2020年度)
全セクター減益の中、金属・情報・金融で手堅く稼いだ。
(金属)1114 → 1041億
(情報・金融)625 → 581億
◆三井物産
利益の 53% が金属(特にオーストラリアの鉄鉱石産業)
(金属資源)1833 → 1799億
◆三菱商事
5000 → 2000億以下 まで大幅減益。
ローソンや三菱自動車の不振。LNG(液化天然ガス)や原料炭の価格の低迷。
(金属資源)2123 → 781億
(自動車)196 → -281億
(コンシューマー)227 → -732億
(天然ガス)703 → 212億
・鉄鉱石は中国での需要拡大(インフラ投資の経済刺激策)につき、価格高騰。
・原料炭は中国が政治的な理由でオーストラリアから輸入を停止しているため、価格低迷。
・伊藤忠のファミマも、三菱商事のローソンも、ともに大幅減益。
注目のコメント
商社の2020年度は、コロナによる減収・減益が不可避になる中で、不採算事業の見直しなどよる筋肉質な構造を目指すとともに、今後の脱炭素やDXの本格化に向けた策を練る1年だったと言えそうです。では足元の2020年度はどんな業績だったのか。特徴的な傾向をまとめてみました。
図版が込み入っているところは、触れていただくと数字等が表示される仕様なので、試してみてください。分析については、その通りなんですが伊藤忠が一番利益を稼いだのは、その他セグメント。具体的には、チャルーンポーカパングループの持ち分利益の増額分が一番大きい。なので、伊藤忠が利益トップになったのは、投資がうまかったよね。三菱商事はその逆で、石炭とコンビニで利益の半分を失ったので、投資が下手だったよねということでは?
追記:伊藤忠と三菱の差は中国傾斜の度合いの違いともいえます。安全保障上の問題を無視すると短期的には中国BETの方が儲かると。2015年を振り返り。当時のキーワードは、資源安と非資源化。
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攻める伊藤忠。耐える三菱・三井。「商社3.0」の幕開け
2015/12/14
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https://newspicks.com/news/1297569/body?invoker=np_urlshare_uid114738&utm_source=newspicks&utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshare
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「伊藤忠商事が三菱商事を抜き、純利益でトップへ」。
過去15年間、商社業界の「純益首位」を守ってきた三菱商事。その絶対王者が、首位の座を失うとのニュースに衝撃が走った。
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