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三菱重工業、「飛鳥Ⅱ」後継船建造の受注逃す、独企業が受注“造船王国・日本”の没落

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    拓殖大学商学部国際ビジネス学科 教授

    飛鳥IIでコロナ陽性者が出たからいろいろつなげたような記事...確かに建造については三菱重工が引き受けられるかどうかの話し合いはされていましたが,Blue Schenkoppさんのおっしゃるように,土俵を下りてからマイヤーベルフトに発注した,というのが経緯でしょう.(日本企業への肩入れが強いとされる)アンカーシップがファイナンスを仕切っているのに,日本の造船所が土俵に乗れない,ということは気に留めておいていいかな,とは考えます.

    もう一つBlue Schenkoppさんの話に乗ってしまうと,日本造船の問題は客船作らないこと自体よりも,商船でも技術的な評価も相対的に下がっていることなんじゃないかと考えています.貨物船の造船技術水準で言うと韓国>中国=日本くらい(しかも日本のコストが二割くらい高い)と評価を受けているのは由々しきことではないかと.

    そのほかでは,クルーズに関しては,いま地方はそこまで単純に誘致ばかり考えているわけではありませんよーというのは言っておきたいと思います.ツッコミどころの多い記事でしたがコメントは楽しかったです.


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