カエル由来の微小ロボ「ゼノボット」、未来医療に活路?
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胚細胞に刺激を与えて特定の細胞に成長させるように仕向けたものを集めてやる。集めるときの初期位置によって最終的な性質が変わる。3Dプリンターみたいなもので初期位置をコントロールできる。
この研究では、望む最終型を得るために初期位置を遺伝的アルゴリズムで求められるようにしたそうです。しかも、コンピュータでシミュレーションした形を実際に細胞で作ってみて、その結果を遺伝的アルゴリズムにフィードバックするようにしたところが面白いです。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6994979/海洋の清浄化,たとえばマイクロプラスチックの除去に使われたり,体内で薬を運んだり,傷んだ器官の修復に使われたりするのでしょう.コロナのような未知の病気の治療にも使われるようになるでしょうね.
このような技術があることに驚きです。こうした技術に将来的に危ない落とし穴があると予想できるのであれば、研究開発の早い段階でハンドルを切る必要があります。日本は分子ロボットの技術開発で世界のトップを走っています。それだけに、シーズありきではなく、それを使う人間を中心にして、例えば人体に入れたらどうなるか、開発コストや流通、廃棄はどうするかといった視点を最初から取り入れていくことも考えなければならないと思います。