武田OBが挑む「リバイバル創薬」 スタートアップに商機
日本経済新聞
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創薬の経験のある方々に、VCなどの資金が流れてくることを期待しています。日本の低分子医薬品を中心とした創薬力は質が高く国別の世界売上top100に入る医薬品創出した数では、全体で3位、化学合成品に限れば2位です。
https://www.jpma.or.jp/opir/news/064/09.html
また、患者数が少なく、重篤な疾患に関しては第三相を行う前に承認申請が可能な「条件付き早期承認制度」があることを知っていただきたいと思います。
https://answers.ten-navi.com/newsplus/16087/
こちらの制度を利用すれば費用を押さえて、手堅く上市にまだ持っていくことが可能です。まだ、同じ物質が他の患者数が多いなど大きな売り上げが見込める疾患へと適応を変えていくという手もあります。
日本がこれまでに培った創薬力を活かさない手はありません。医薬品の開発は、試験管や動物での前臨床から、人体を使った臨床試験の長期な開発プロセスの中で、その薬の可能性が徐々に明確になっていくものです。
会社の中のR&D戦略においてアーリーステージの段階にて優先されなかった候補品の中には、将来のブロックバスターになる可能性の候補薬も必ずあるはずですので、このように大手企業や研究機関等からスピンアウトをして、開発スピードを加速させる事例が増えることを期待しています。