丸紅やJパワー、石炭火力相次ぎ断念 脱炭素の逆風
日本経済新聞
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6年前に、木質チップのトレファクション技術の実用化検証を環境省の資金で完了して、いよいよ実用化の仕組み作りもして、石炭火力に3割から5割まぜることができる、木質のトレファクションの製造、販売プロジェクトを会社に上程し、幹部に説明しました。
社のトップの決定は、高効率石炭火力が、これからの大きな流れで、石炭火力に木の燃料を混ぜるなんて、全くニーズが無い。却下であり、そんなことを提案するような部長は、本業に専念してないからと、更迭されました。
6年経って、ニーズを読み違えた大企業が、右往左往している構図ですね。
私は、外に飛び出して、木質バイオマス発電に取り組み、建設を始めました。これからも拡大していきます。5年ほど前にOECDガイドラインで、高効率石炭火力は輸出OKとなったのですが、あっという間に再逆転ですね。
当時も、石炭火力はCO2排出を40年間固定するので、反対論は強かったのですが、何しろ安定電源で、安価で、石油のように資源セキュリティーの心配もないし、原子力のような各種の不安もないし、途上国にもベストな電源ということだったのですが、関係者もつらいでしょう。
バイオマスを秋田でというのは、以前も構想がありましたが、輸入バイオマスになるでしょうし、供給安定性が問題だし、大規模発電はおそらく無理なので、よっぽどのダウンサイジングが必要でしょう。コストも上がりますので、記事が示唆するようにおそらくは成立しないでしょう。たぶん。