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広島は特に自民党王国で、与野党の地力差は大きく、当初はひっくり返ることはないとみられていた選挙でした。菅首相にとっても、「ポスト菅」の1人に数えられる広島県連会長の岸田氏にとっても、大きな痛手となります。

政治とカネが焦点となり、低投票率に甘んじましたが、低投票率に強い自公の組織が動かなかったのではないかと思います。いずれにしても、菅政権初の国政選挙は苦い結果となり、秋までに実施しなければならない衆院選や総裁再選に向けた戦略にも大きく影響しそうです。
接戦の広島も野党統一候補が勝利。自民党は名古屋市長選も含めて、本日投開票の主要選挙に全敗。これが総選挙のスケジュールにどう影響するか?そして広島を牙城として総理を目指した岸田文雄氏の野望は終了ですね…。
これがお灸となって、海外に比べて遅れまくっているコロナ対策が加速することを期待します。
コロナ感染者数が増えると、支持率は下がってきた。もし二度目の緊急事態宣言がもう少し延長されていれば、結果は多少違っていたのでは。そんな声も出てくるだろう。三度目の緊急事態宣言で菅総理は政府の決意を見せたが、メディアの評価は厳しかった。自民党には苦しい闘いだったと思う。
菅政権では全敗か。次は五輪中止の決定となる。さらに9月の自民党総裁選の不出馬。菅政権は音を立てて崩れていくことはないだろうか。なぜこんなに安倍政権と違うのだろうか。安倍先生と同じく8年ぐらい首相をやってもらいたいのに、まったくだめですね。

追申
菅政権のもとではすべての地方選挙は自民党が負けています。
国選はかならず勝つとはだれが想うでしょうか。
菅さんの政治寿命はこれでは終わろうとしているとも思われます。
危機・国難には与党が強くなるはずなのにこの結果は、危機・国難に向かう姿勢が民意とズレたとみるべきでしょう。金権や弔いの結果とみると、もっとズレそう。
弔い選挙の長野で羽田さんに負けたのは仕方ないにしても、広島は自業自得。
1億5000万円の説明、二階さんの「他山の石」発言…さすがに広島県民もNOと言ったということですね。

菅さん以上に痛いのは岸田さんですね。良識のある宏池会のトップとして今の自民党を批判するぐらいの気概がほしかった。
野党の勝利か自民党の敗北か、結果だけみればどちらとも取れるが、各党は民意はどちらにあったのか、その理由について把握すべきでしょう。また、メディアも調査・分析し公開されることを期待する。それによって来る衆院選戦略が大きく変わってくるし、その時期によっては民意形成も重要である。
コメント欄を拝見して、ようやく流れが飲み込めました。
政権の支持云々とは別の、個別の選挙区の事情が大きいのは当然ですよね。

とはいえ、全敗、というわかりやすい結果を元にして今後の政局が動いていくのかもしれませんが。
野党は全く頼りにならないが、自民党に全面賛成できないので、それを表した結果になったなと。菅政権は短命の気配がプンプンと。これで解散求める動きを強めるかもしれませんね、野党は。