なぜ佐川急便の軽貨物EVは中国生産車? 商用EVで日本メーカーが消極的な理由
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商用EVで日本メーカーが消極的な理由について明確に述べられはいないです。
ESG投資の流れや今後目を離せないということについて、当然だと思います。
佐川急便がEV化を進める本当の理由は、現在使用している商用車より安いということではないでしょうか?
ファブレスベンチャーのASFは佐川急便の意向に素早く対応してくれています。実際にEVを製造するのは、45万円の格安EVで爆発的に売れている「宏光Mini EV」を発売した上汽通用五菱汽車です。
7200人のドライバーのアンケート結果を反映した仕様は、使いやすさだけでなく、ルーフには太陽電池、普通充電だけでなくV2Hに対応するCHAdeMO規格も予定しているなど、先を見据えたものになっています。
電池容量は公表されていませんが、200kmの走行距離が可能な容量で、一日平均80kmを走る宅配には十分な容量です。しかも、軽自動車より安い!
そうだとすると、このインパクトは強烈です。
つまり日本メーカーの消極的な理由は、佐川急便が要求するコストに他ならないということに尽きるということです。
同じものが遥かに安く手に入り、脱CO2の潮流にも合致しているのであれば、佐川急便だけの動きではなくなります。
強烈なインパクトです。
◎佐川急便が開発中の軽EV宅配車をお披露目〜計画通り実現すれば日本は変わる!
2021年4月14日
https://blog.evsmart.net/ev-news/sagawa-express-electric-mini-truck-prototype/他の方がおっしゃっているように、期待した明確な理由が書かれていませんでした。
日本で開発するには、今は未だコスト高になるだけで、日本にあったEVを大きな開発費をかけて高額車両を販売して日本特有のニーズなどを探るよりも、海外市場で実績のある車両を安く輸入して調査し開発に生かす方が、コストも開発時間も有利だと判断しているのでしょう。
部品メーカーにもその課題などが展開されるとよいのですが、ある日突然、中国の部品と同じようなものを日本品質でと言われても、既に価格が劣勢なので厳しいです。
垣根を越えてEVの勉強会などティア1・2などで実施されているようですが、川下メーカーにもそのような機会が増えるとよいです。