そもそも「働きやすさ」とは何か〜どんな人がそこにいるかでどんな職場が良いかは変わる〜(曽和利光)
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>人は結局自分の心の中で生きているわけで、そこで働くことによる幸福感が生じているかどうかが、最終目的である「働きやすさ」なのではないかと思います。
素晴らしい職場・労働環境や革新的な人事制度の存在を指して、即「働きやすい」としてしまってはいけないということです。もっと言えば、それらの物理的な「手段」があることは、「働きやすさ」と相関はあると思うのですが、必要条件ではないと私は思います。>「働きやすさ」に最も関係する価値観の違いと私が思うのは、「幸せになる方法」の違いです。人には2種類のタイプがあり、ひとつは比較的他責で、物事の原因は(自分ではなく)環境や他者によるものであると考えて、自分が幸せになるために環境自体を変えてしまおうとする「革命家」タイプです。
>もうひとつは、逆に自責で、物事の原因は自分自身にあると考えて、自分を変えて解決をしようと、自分の心のうち、環境の捉え方、認識の仕方を変えることによって幸せに感じるようにしようとする「宗教家」タイプです。
このタイプで分けるなら、私は宗教家タイプですね。
でも、大半の人はこれのどちらにも属さない気がしますね。