上海モーターショー開幕 日系企業、最新EV披露
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この中で、トヨタのEV戦略の一端が公表された。EV専用プラットフォーム「e-TNGA」をベースにするCクロスオーバーSUV「bZ4X」を発表、2022年央に市場で発売へ。2025年までに15車種のEVを導入し、その内7モデルに「Toyota bZ(ビヨンドゼロ)」のサブブランドを提供する方向だ。
以下、前田CTOの発表シーン。
https://www.youtube.com/watch?v=l7DIIEk23ZgトヨタがついにBEVのコンセプトモデル発表ですか。25年までに15車種BEVで導入とはトヨタの気合が見えています。それと同時にクラウンの名を冠したクラウンクルーガーがデビュー。
それにしても、当面の間はデビューする電気自動車というのは恐らくSUVやクロスオーバースタイルになるでしょう。
現状モデルのEVはテスラも含め重心が高まり旋回安定性を失うことを防ぐために床下にバッテリーを搭載していますが、どうしてもセダンなど全高が低い車種だとどうしても室内空間を犠牲にせざるを得ません。特に、後部座席の快適性が著しく低下します。テスラもそこを常々指摘され続けており、工夫が最近施されてきました。
その点、SUVなど全高が従来から低いタイプでEVを作ると、バッテリーを床下に配置し、座面位置を高めても室内空間の快適性を損ないにくいとされています。ですから、EVにはSUVモデルが多いのでしょう。
そうでなければ、ポルシェタイカンのように椅子の真下にバッテリーを置くなど配置にもの凄い配慮が必要です。中国もSUVが流行ってますから、そこにEVをぶつけるのは正しい戦略ですね。
今後日米中の関係には影響を受けそうですが、中国も当面はアグレッシブなことはしないでしょう。