【井手直行】よなよなエールでノーベル平和賞をとる
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シゴテツもいよいよ最終回。どん底時代は8年連続の赤字で会社も倒産寸前、私はといえばスキルも気合いもないボンクラ社員でした。私はその後猛烈に勉強したお陰で多少のスキルを身に着けることが出来ました。
うちの会社はマーケティングの最高峰の賞「コトラーアワード」や競争戦略の最高峰の賞「ポーター賞」を近年受賞できました。それが業績にも反映され、現在18年連続増収中。コロナ過でも過去最高の売上と利益を毎月大きく更新するほどの勢い。良い組織もでき、愛すべきファンの皆さんからは圧倒的な支持をいただくという感謝の日々です。
でもビール業界の変革はまだ道半ば。よなよなエールでノーベル平和賞をとれるような幸せな世界をつくるのは更に長い道のりだと思っています。でもきっと実現できる!そう信じて今日も楽しくクラフトビールを造り続けます。
連載を見ていただくと分かる通り、ボンクラでも努力すれば何とかなるので、少しでも皆さんが1歩踏み出す際の勇気となれば幸いです。1週間お付き合いいただきどうもありがとうございました!フラットな組織は、立場に関係なく色々な意見が聞こえる風通しが良いことに繋がりますね。一人ひとりの意見・提案が会社で反映できる事ほど嬉しいことはありませんから。
そして 「ビールに、、人生に幸せを!」のミッション、素敵です。つい笑顔にさせられる。ミッションやビジョンは、ワクワクする気持ちを掻き立てられる方向性であってこそ、働く人たちの心が動くもの。そしてユニークであることが、「自分たちにしか出来ない」という意欲が増しますね。最終的には、どう差別化してユニークであること=唯一無二であることを、どう伝えていくかが鍵ですね。商品→ビジネスモデル→文化と、一歩一歩より企業の本質的競争力に近づいているという印象です(業界もスケールも違いますがネットフリックスと同じパターン)。ニックネームとか「ハッピーお届け隊」とか、私だったらちょっと引いてしまいますが、だからこそこの会社とその文化が好きな人を「選別」することができ、より組織が強固になっていくのでしょう。課題があるとすれば、文化は見えないので、これを「ゆるくてもいいんだ」と勘違いする社員が出てくる可能性でしょうか。