インド、レムデシビルの輸出禁止 国内のコロナ感染急増で
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インドは、医薬品産業を国策にしています。技術力の蓄積には30年を優に超える歴史があります。欧米の製薬企業の原薬製造を担う協力企業として発展しており、今は世界的な医薬品産業の集積地になっています。ジェネリック薬の世界的な巨大企業の多くは、インド国内に本社、研究所、工場を構えています。
インド国内の契約企業から、ギリアド社に抗ウイルス薬を出荷できないとなると、ギリアド社との契約問題に発展しますが、政府の禁輸措置によるものなので、おそらく協力企業は免責でしょう。
こういう事態は、当初より想定されており、医薬品産業は、国防などに準じた重要な位置付けとするしか、対処できないものと思われます。目下、インドのシステム会社と仕事をしているので、Teams会議の向こう側からリアルに伝わって来ます。
この記事の写真を見れば分かりますが、インドは若い国です。
→高齢者は並んでいない
インドは、平均年齢が約28歳、平均寿命が約70歳。
対して日本は、平均年齢が約48歳、平均寿命が約83歳。
http://top10.sakura.ne.jp/WHO-WHS9-88.html
医療機関は敷居が高いわけで、薬があれば治癒出来る人が多く罹患しているので、薬の確保が切実だと思います。