ファストリ柳井社長が4月8日に語ったことを全文公開「業界の常識より『服の本質』を問い続ける」
コメント
注目のコメント
タイトルがいいなと思って誘われたけど、中身はもっと素晴らしかった。昭和のオヤジが進化した理想的な21世紀の日本のリーダーだと心から尊敬します。
“自分の得になるとか、会社が儲かるかとかいうことではなく、地球や人類にとって正しいことは何かを考えて行動する。日々の判断をそういう基準で行うということです。今の世界は誰もが自分の損得、目先の利害だけを考えて、本気で人類の将来のことを考えようとする人があまりに少ない。このままでは地球は今の世代で終わりになってしまいかねません。私は強い危機感を持っています。”ファストリ(ユニクロ)の決算会見での柳井社長発言を全文文字化しました。
コロナ禍でグローバル化がますます加速し、グローバル企業でなければ生き残れないということ。そして、山口県宇部市出身の紳士服専門店がグローバルでここまで成長できた要因とは? 今後の成長要素は何なのか? サステナビリティの重要性をどうとらえているのか? 報道陣から質問されたミャンマーや新疆ウイグル問題への回答とは? などが語られています。
個人的には、北欧のスウェーデンとベルギーでの女性COO起用や、ベトナム政府と組んで小売業を近代化し、ベトナムの人材がグローバルに活躍できるプラットフォームの構築を始めているという点などにも注目しています。
ちなみに、もともとは自分の取材メモとして記録していたのですが、せっかくなので、みなさまにもお読みいただければと、Yahoo!や古巣WWDJAPANなどで掲載させていただくことになりました(今回はWWDです)。「業界の常識より『服の本質』を問い続ける」
なんだか目から鱗。業界の常識にこだわるほど狭義になる。
そして過去や横並び、足並み揃えにひっぱられる。
定款上の定めとは別に『我々は何屋か?』常にそこを問い、解いていきたい。