• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

暴落するトルコリラと崩れないロシアルーブルの境目 どちらも権威主義体制にもかかわらず、なぜここまでの差がつく?

68
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


選択しているユーザー

  • UMJ Russia Fund マネージングパートナー

    「ロシアは1990年代末、ルーブルの暴落を経験した。当時は通貨の下落でロシア産の石油・ガスの競争力が飛躍的に向上、また堅調な資源需要もあってロシア経済は奇跡的な復興を遂げた。」

    98年の金融危機でルーブルはほぼ4分の1に下落しました。しかし、ルーブルはそれまでに、つまり90年代前半に1ドル=1ルーブルから6000ルーブルに下落しています。当時のエリツィン大統領がエルドアンと同じようなことをやっていたからです。


注目のコメント

  • badge
    三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員

    権威主義体制的なロシアとトルコですが、金融政策のスタンスはまるで異なります。
    経常黒字ではあるものの金融政策が保守的なロシア、経常赤字にもかかわらず金融政策が緩和的なトルコ、その帰結が通貨暴落となります。

    因みに、足元の実質政策金利しか見ないと、まるでミスリードとなります。


  • badge
    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    こうした程度の差はあるにしても、米国の集団免疫獲得が早まり、新興国が正常化する前に米国経済が正常化に向かうと、新興国の通貨危機のリスクが高まることには注意が必要でしょう。
    通常の危機では、先進国よりも先に新興国が戻って資本を引き寄せますが、今回は集団免疫獲得時期などの影響で、新興国が戻る前に欧米が戻ってしまう可能性がありますので、よりリスクが高いと思います。


  • badge
    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    トルコの経常収支はGDP対比で数パーセントの赤字、資源大国であるロシアの経常収支はGDP対比で10数パーセントの黒字です。ドルを基軸通貨とする米国は、経常収支の赤字分だけ黒字国がドル資産(≒米国債)を買って資金を米国に還流してくれるので、米国が持つ巨大な生産力と相俟って経常収支が赤字でも問題が起きることはありませんが、それ以外の国々は、経常収支が赤字、つまり当該国の極めて広い意味での消費が生産力を上回る状態になって当該国の借金返済に不安が出れば、通貨が売られインフレ圧力が高まるのは避けられません。そうした観点からも、トルコはロシアより不利な立場です。
    我が国は、ロシアと同じ経常収支の黒字国。トルコと違って経済規模も大きいので政府と日銀が手に手を取り合って実態的な財政ファイナンスを進めても、トルコのような事態が簡単に起きるとは思えません。とはいえロシアと違って売れば直ぐカネになる天然資源は乏しいので、経常収支が恒常的な赤字に陥って先行きに不安が出れば、トルコと同じ運命を辿らないとは限りません。
    日本は民主国家ではありますが、政府が毎月の月例経済報告で日銀に金融緩和の継続を要請し、日銀自身の国債保有も膨らんで、国債購入を止めて金利を上げることが出来ないという点で、政府が金利引き下げ圧力を中央銀行にかける権威主義体制とさしてかわらぬ構図です。日本の経常収支が恒常的な赤字に陥らぬよう念じるゆえんです。そんなことを思い浮かべながら拝読しました。興味を引かれる記事でした。 (^^;


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか