アストラ接種後に7人死亡、英国 当局は継続の方針
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まずクリアにしておきたいのは、このアストラゼネカのワクチンで見られている有害事象はとてもまれな頻度で報告されているということです。また、それらが因果関係のある「副反応」と確定していないという点も前提としてご確認ください。
その上での話ですが、ここで報告されている血栓症、血小板減少症というのはそれぞれで見れば比較的ありふれた病気ですが、感染症などの起因なく「両者が組み合わさって」起こるのは極めてまれです。
この極めてまれな病態がワクチン接種後に見られている確率は、特に若い世代で見た時に自然発生率を超えている可能性が指摘されています。
また、アストラゼネカのワクチンのみで見られているという点も特筆すべきかもしれません。
これらの事実から、まれな事象であることを再度確認していただく必要はあるものの、偶然の産物として受け流すこともできない可能性があり(すなわち稀な副反応である可能性があり)、国際的には慎重に観察が続けられています。
だからこそ、このような報告が行われているのであり、むやみやたらにランダムで偶発的な死亡事例が報告されているわけではありません。
ただ、ここから伝えたいメッセージは、「ワクチンは危険性が高い」ではなく、それぐらい稀なことでもしっかりと捕捉され、慎重に観察が行われているということです。
その上で、世界的な感染による死亡者の数を考えると、依然としてメリットがリスクを上回るのは明白であるものの、こういった有害事象が報告されていないアストラゼネカ以外のオプションがあることを考慮する意見が出るのも自然です。
このような議論から派生して、ドイツなど一部の国で、アストラゼネカ製のワクチンに関しては、明らかにメリットがリスクを上回る高齢者のみに接種を制限する考え方も出てきています。我が国では毎年125万人、1日あたり3500人の高齢者が亡くなります。これから高齢者の接種が始まって6月末までに3600万人に接種したら「接種との因果関係は明らかになっておらず」という状況で亡くなる高齢者が相当数に上るのは確実です。「人口の半数近くに当たる3100万人が少なくとも1回目の接種を受けた」英国でも、接種直後に一定数の人が亡くなる事情は同じでしょう。
巣篭りでテレビの視聴率が大きく伸び、コロナの恐怖を強調するほど視聴率が取れると聞き及びます。新聞雑誌等のメディアもコロナの恐怖を強調したい事情は同じはず。それでなくともワクチンに対する恐怖が強い我が国でそうしたメディアが因果関係不詳のまま『ワクチン接種直後に○○人死亡』といった報道を大々的に行うと、ワクチンの普及に悪影響が及ぶことは必至です。ワクチンの接種が増えるとそうした報道が増えかねないと懸念していましたが
https://newspicks.com/news/5620025?ref=user_1228737
いよいよ来たか! と感じないでもありません。
「接種後に7人死亡」という刺激的な見出しより「アストラ製は英国内で約1810万回接種されている」、「接種と血栓の因果関係は明らかになっておらず」ということの方が事実として重要です。お餅をたべると、必ず何人かが亡くなりますが
→喉がつまるから、餅と死亡に明らかに因果関係あり
今まで日本で、お正月に65歳以上の高齢者は餅は食べないようにという話は聞いたことがないです。