中国、電子タバコ規制強化 「RELX」一夜にして時価総額1.5兆円が蒸発
コメント
注目のコメント
「スタートアップチャイナ」の特集記事/コメントでも
言及あった「e-VAPE」への規制が入りそうで、上場
間もない悦刻(RELX)の株価に大打撃というニュース
本当は当局としても、上場前に法整備をしたいのでは
ないかと思いますが、追いつないのは世界の投資マネーが
更にgreedyになっている面もあるからでしょうか
========
【爆速上場】中国の「電子タバコの女王」が凄い
https://newspicks.com/news/5654653
(コメント再掲)
ちなみに釈迦に説法ですが、電子タバコは2種類あり、iQOSは前者、悦刻やJuulのフォーカスは後者ですね
・HNB(Heat Not Burn)
-葉巻タバコ代替、喫煙者(主に40歳超)がスイッチ
-中国ではカートリッジ販売は「明確に禁止」
・e-VAPE
-液体カートリッジ、Z世代中心のブルーオーシャン
-中国では法律で「グレー」のまま
→ ということで、グレーのままでの上場です
今までのベンチャー周りの政策運用の原理原則で行くと
「数千社がトップ数社に絞られて、兆円クラスの規模になったら規制が整備される」
のですが、今回はどうでしょうか。大変に興味深いです電子タバコ会社RELXはわずか、創業から3年で米国上場と驚くべき速さで成長しました。
背景として、中国電子タバコ市場の拡大があります。
実は中国は世界最大のたばこ市場であり、喫煙者は2億8000万人を超え、喫煙者数は世界第1位です。
しかし、中国の喫煙者の間での電子タバコの普及率は非常に低く、喫煙者数上位10カ国の中で一番低くなっており、多くの投資家は中国が電子タバコの世界最大の潜在的市場であると信じています。
因みに、2016年の中国電子タバコ市場は6億ドルでしたが、2019年には15億ドルに成長しました。
年間の複合成長率は65.9%で2023年には113億ドルに達する見込みです。
しかしながら、今回のように急に規制がかかることもあり、リスクも孕んでおります。最近北京の街でもよく「RELX」の店舗を見かけるようになりました。
「RELX」ブランドを展開する「霧芯科技」は、創業わずか3年でNYSEに上場し注目を浴びていましたが、今回の規制強化は同社に大きな逆風となりそうです。
中国の規制産業にでスタートアップ企業が生き残るためには、「社会問題解決型」でないと厳しいのでしょうね。