ホテル関係者「死活問題だ」 五輪の海外客受け入れ断念に
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死活問題は、五輪自体の海外客受け入れ断念よりも、これによりインバウンド客の受け入れ再開がいつになるか、さらに不透明感が強まったことにあるかもしれません。
五輪で海外客を受け入れるのであれば、そのあと、あえて、国境を閉じるのは不自然であるし、オリパラ後には徐々に一般インバウンド客を受け入れ再開していくのではないか、というのが、見通しでもあったので。
五輪で海外客受け入れ無しとなると、インバウンド再開の明確なきっかけを失ったわけで、こうなると、日本と世界のワクチン普及状況を見ながら、楽観で21年末から、悲観で22年4月5月などの春から、などの受け入れ再開でしょうか。
GOTOトラベル予算は今年度補正3次で成立しておりますが、来年度6月末が予算期限です。
こちらの延長なども検討し、なんとか国内需要のみで、引き続き観光業界は、この逆風下を耐え忍ぶしかなさそうです。インバウンド狙ってた勢は可哀想で仕方ない。ホテルとかの投資も半端ないだろうし。まあでもキングポンビーが来たと思って嵐がさったら徳政令カードで出直しですな。。
「ワクチンを接種したら入国できる?」
「いつから入国できる?」
ホテルや公共機関へ届く外国人からの問い合わせは、今7−8割、こんな内容であふれています。(私の創業したビースポークでは、多言語チャットコンシェルジュサービスを提供中)
オリンピックもありますが、それ以外の大事なルールに対し、国として方針が固まっていないため、来日するのを楽しみにしていた層へのコミュニケーションが難しくなっているのが現状です。
今回のニュース自体はネガティブでしたが、決定がされたことにより、宿泊施設経営者は気持ちを切り替えて次の施策を考えるきっかけになったのではないかと感じます。