小中高生の自殺、過去最多 499人、コロナ影響か
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家庭とは、大人か子どもかを問わず、それぞれに異なる人格を持った複数の人間によって構成される組織です。人格がちがえば、意見も好みも行動もすべて違ってきます。
この違いは摩擦や喧嘩を生む大きな原因となります。
「同じ家族の一員は同じように考え行動するのが当たり前」という考えのもとで、家族個々の違いをうまく解決できなくなっていきます。
現在、コロナによる罹患不安、経済的不安、長期戦になるかもしれない不安などにより、それが強いストレッサーとなり、適応障害(うつ不安状態)を起こしている方は多いと思われます。
核家族のなかで、子どもたちはストレスをぶつける相手がいません。接点の少なくなっている核家族では母親の思いを受け止めてくれるおばあちゃんがいません。子どもは母親の思い、愚痴を受け止めるしかありません。
最も力の弱い子どもに、ストレスの一番の皺寄せが及ぶことになります。この家族の中に悪人はいません。
前、中、後思春期の人間関係の難しさ、対人関係の悩みがある場合、家庭にも地域にも学校にも、どこにも自分の居場所は存在しない強い不安感のなかでうつ状態に陥ります。
「困難な問題はすべて、解決が必要な部分へと分割せよ」デカルトは述べています。
コロナによるリモートワーク、経済的不安、こどもの成長や進路への悩み、夫婦関係のすれ違いがもつれた糸のように絡んでいます。
自力で糸のもつれを解くことが難しければ、メンタルクリニックが現代社会にとって必要な「接点」となります。
苦しい悩みと向き合う勇気を、クリニックの扉をあける勇気へと切り替えてください。1年前からこうなることが各所から心配されていたにもかかわらず、公園をテープでぐるぐる巻きにしたり、都立公園の駐車場を発作的に閉鎖してみたり、挙句、「医療現場で働く人に手紙を(子供に)書かせよう」と都知事が発言してみたり etc 特に都政に関してはこの統計をどう見ているのかお聞きしたいところです。
福祉の専門家としては、コロナ初期から予想できたこと。僕自身のnoteには何度か書いてきたテーマ。
僕は経営者でもあるので、経営者として思うのは一つの部門のKPIに一喜一憂せずに、人事や営業・マーケなど総合的なバランスを取りながら会社を見ていくことは常識。この国の政治家たちはそれができないのだろう。