みずほ銀に追加報告命令 金融庁、相次ぐ障害で
コメント
注目のコメント
海外の銀行と障害件数を比べてみてはどうでしょうか?英国ではMajor IT incident(定義は知りません)が多発しているようです。大手Barclaysが最多で年40件近くあります
https://www.which.co.uk/news/2019/03/revealed-uk-banks-hit-by-major-it-glitches-every-day/
人命がかかっている飛行機や自動運転では99.999..%の精度が求められますが、銀行にはどこまで求めるべきでしょうか?1週間で3回目の金融庁からの報告要求ですが、いろんな国が作った壁をつなぎあわせた万里の長城と同じように、統合型システムの脆弱性が露見しちゃってますね。
ただ、一方でできないものはできないわけで、この先改善が見込めない場合に、何が待っているのかな、ということも気になってきました。
金融庁の行政処分の考え方は以下の通りで、この中で解決できるスキームをどうやって組むのだろう、と悩ましいところですね。
行政処分を行うのは、金融機関の財務の健全性、業務の適切性等の確保が主眼であり、処分そのものが目的ではない。
行政処分に際して、業務改善計画の提出を求めているのは、ガバナンス、リスク管理、コンプライアンス等について、金融機関が自ら抜本的な態勢の改善に取組み、その効果が将来にわたって持続的に発揮されることを期待しているため。
このような観点から、当庁においては、金融機関の業務改善に向けた取組みをフォローアップし、その改善努力を促すことに注力している。これはかなり重たい行政指導。
金融機関は業務の性質や公益上、簡単に営業停止にするわけにはいかない。特に全国区のメガバンクは。
ただ、これだけ連続してイエローカード出されて、あと一枚でレッドカード寸前では?