2021/3/13

【読書】経営のヒントは、最先端より「過去」にある

NewsPicks編集部

NewsPicks編集部

NewsPicks編集部が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、話題の書籍の要約をお届けする連載「10分読書」。

今回は『逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知』（日経BP）をお届けする。

ぜひ、週末のひとときで新たな知識を手に入れてほしい。（4770文字）

（Дмитрий Ларичев/istock）

「逆・タイムマシン経営論」とは何か

コメント

選択しているユーザー

• 小手川 正忠

  オーナー

  ・2021年03月13日

  歴史は繰り返す。
  
  大体が、試して失敗しろと言う。失敗が成功への過程だと。
  確かにその通りだと思うが、過去からしっかり学び意味のない失敗は避けるべき。
  
  サブスクについての本質は、最初から勝とうするのではなく負けないビジネスモデルにしないといけないと思う。
  
  結果、この負けないモデルが時を経て、気づいた時には遥か遠くに行ける。

注目のコメント

• 井上 裕美

  日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社 代表取締役社長

  ・2021年03月13日

  遠近歪曲トラップは時間軸上でも起こる、昔のことほどよく見えて、今の現在進行中のことは、深刻に見えるバイアス。これはすごくわかります。過去のことが記憶や情報が曖昧になると美化されてしまうのもあるのかと思いますが、日常の会話ですら「昔はこうではなかった、今はやりづらい、今は大変だ、むかしに比べて…」といったことばもよく出てきます。
  
  最先端を学び未来に向けて前を向いて考えていく一方で、過去にさかのぼり、歴史から読み解き学ぶことも多々あります。
  タイムマシンで過去へ…バイアスかからずに過去の解き方、真実を読み解き過去から学ぶという時間も必要ですね。
• 佐藤 元則

  NCB Lab. 代表

  ・2021年03月13日

  歴史に学ぶということは、昔から一般的です。温故知新はまさにそれを表した言葉ですね。表層を見るのではなく、事象の本質をみることが大切。それがこの本の真髄です。
• 東 春樹

  シリコンバレーや中国などの最先端事例からヒントを得ることも大事ですが、より地に足のついた、現実的な問いや学びを与えてくれるのはいつだって先人の経験や過去の事象です。
  
  そんな「原点」に立ち返ることを改めて継承しているのが、楠木さんらが提唱している「逆タイムマシン」経営論です。バズワードに安易に飛び込まないことなどは特に意識したいですね…！