コンビニでスプーン有料化検討、小泉環境相「自分で持ち歩く人が増える」
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レジ袋有料化に舵を切った段階で、遅かれ早かれプラスチック製カトラリー類の有料化は出てくるだろうと想定されましたが、思ったよりは早かった印象。レジ袋の方針と異なる点としては、「受け取らなかった客にポイントを還元」も受け容れる見込みである点です。有料化は削減に非常に直接的に効果が現れやすい施策で、レジ袋有料化の際には辞退率が70%を超えることとなりましたが、ポイントでも効果はあるでしょう。
外食産業で店内利用客にプラスチックカトラリーを提供していたところは、真っ先にステンレスなどの素材に切り替わりそうです。
プラスチック製のスプーンやフォークも、ライフサイクルが非常に短く、(特に日本国外では)使用後の環境への流出が多く観測されています。これらを規制することにより、海洋プラスチックごみ問題、マイクロプラスチック問題に加えて、地球温暖化問題への対策となるということで、すでに多くの国で禁止または有料化されているか、その方向で動いています。
本日発表となった「プラスチック資源循環促進法案」のもうひとつの論点であるプラスチック資源の一括回収も、家庭でのプラスチック分別に関わることですので、どちらも私たちの生活に響くことです。今後運用面での様々なニュースが出てくるかと思いますが、興味をもって貰えればと思います。
https://newspicks.com/news/5672125EUでは今年の夏から食器類を含む使い捨てプラスチック製品の流通が禁止されます。先行実施していた域内の国や地域も多く、生活圏内でもこの1~2年でいつのまにか代替素材に切り替わっていました。国立環境研究所の江守正多さんは脱炭素社会への移行に際して、「多くの人にとっては知らないうちに常識が変わる」と指摘されますが、私は使い捨てプラスチック製品も同じだと考えています。いつの間にか身の回りから姿を消していくはずです。ポイント制などのインセンティブがなくても無くせるものとは思いますが。
結論、「環境」という錦の御旗に踊らされて、変な方向に加速しないでほしいです。
コンビニ店員さんとのやり取りでこんな日が来るかもしれません。
コ:いらっしゃいませ、ポイントカードをご提示ください。
私:はい。
コ:レジ袋は要りますか?
私:いえ、要りません。支払いはsuicaでお願いします。
コ:ストローは付けますか?
私:いえ、要りません。
コ:スプーンは付けますか?
私:スプーンは付けてください。
コ:かしこまりました。5円になります。
ホットドックを包む紙は要りますか?
私:はい。お願いします。
コ:かしこまりました。5円になります。
私:はい。。。。
コ:レシートは要りますか?
私:レシートもください。
コ:かしこまりました。5円になります。
ありがとうございました!
もうすべてを明記したプラカードを掲げてコンビニに入りたくなります。
しかし、5年後こうなっていないと誰も断言はできない!