五輪中止の可能性に言及 「主力国の参加無理なら」―下村自民政調会長
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昨年の延期も、カナダに加えアメリカの派遣しないという北米2カ国の声明が決め手になったと記憶しています。
ただ、先月のG7の声明では日本の五輪開催への決意をサポートすることを盛り込んでいることや、新型コロナの全容が掴めなかった昨年とは違い、すでにワクチン接種が各国で始まっていることも踏まえると、相次いで主力国が辞退するというのは現状考えにくいというのが個人的見解です。もちろん今後の感染状況、変異株の状況によりけりなのは言うまでもありませんが。決断前には誰かが言い出さないといけません。
日本の五輪は文教扱いにされていることから、文教系の方で政府または与党の要人からの発言が必要ではありました。
下村政調会長は政調会長ですから与党の要人ではありますが、それ以上に(共通テストに英語民間試験を入れようとしたり、共通テストに記述問題を入れようとした段階の、ということは断ってはおきますが)元文科相という文教系の政治家の扱いがあるので、この発言には流れの形成の可能性があります。