【3分解説】「鬼滅で1億本」でも喜べない。缶コーヒーの未来
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注目のコメント
コーヒー会社に勤めていますが
『缶コーヒー』の売上は年々減少しています。
業務用のコーヒーはコロナ禍で
急減していますが
徐々に回復しつつある兆し。
家庭用コーヒーに関しては
巣ごもり消費の影響からか
昨年ごろから安定して伸びていますね。
コラボ企画は一時的には売上を伸びますが
キャラクターではなく
既存の商品自体にファンがつくのか難しいところ。
まして今回は嗜好品のコーヒーですから。
競争の激化により
今や100円出せばコンビニでも
高品質なアラビカ種100%コーヒーが飲める時代です。
本当にすごい。
一方で『缶コーヒー』で使用している原料の多くは
安くて美味しくないロブスタ種がほとんどで
コーヒー以外の混ぜ物も加えています。
あくまで私は
あれは『缶コーヒー』という飲み物で
『コーヒー』ではないと思っています。
舌が肥えた消費者が今
昔からさほど進化もせず
美味しくもない缶コーヒーを求めていくのか?
舵取りがとても難しい。この記事には書いてありませんが、コンビニコーヒーも相当な影響を与えていそう。自動販売機を増やす戦略のメーカーもあるようですが、街中どこを見ても自販機があるような気がするような状況の中で、どこまで増やせるか、またそれが昨今叫ばれるエネルギーの無駄とどう立ち向かえるか興味があります。一部ではAIを搭載し、その人の好みを推定して商品ディスプレイを変化させるような試みもなされているので、そちらの効果・行く末も見守りたい。
AIで自動販売機の売り上げが最大50%以上も増加、JR東日本の連結子会社
https://ledge.ai/jre-water-hivery-enhance/ダイドーの通期決算が発表されました。ダイドーは昨年、空前のブームとなった「鬼滅の刃」とコラボし、10月の売り上げを前期比49.5%プラスまで引き上げました。あの鬼滅旋風は一体どうなったのか? 最終的にかなり売れたはずなのに、どうにも手放しでは喜べない。そんな状況が続いています。