顧客起点で、変化にスピーディに対応する「アジャイル経営」
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開発現場において今はアジャイルという言葉自体が一般的になってきていると思いますが、UZABASEを創業する13年前はウォーターフォールが主流の時代。当時の多くのエンジニアにとって一度はウォーターフォールでの失敗したことがあり、大変な苦労をした原体験があったんじゃないかと思います。
ユーザベースを創業してアジャイル開発という言葉を知って、エンジニアたちとモノづくりをしていくのはとても刺激的で楽しかったのを覚えています。ビジネスサイドもエンジニアも自由に発想してお互いのアイディアをぶつけて形にしていく。この形が本当に理想だなと思いました。この原体験があるから、ユーザベースの経営自体もアジャイル型でやっていこうとこれまで13年間経営してきました。
今回このアジャイル経営のレポートは佐久間が執筆してくれていますが、僕個人としてもとても賛同できるものです。内容自体は現在でも様々な言葉で議論されている部分はあると思いますが、何事も議論を深めていくためには新たに言語化・定式化することが重要なので、僕らの原体験を基にしながら1つの型としてこのアジャイル経営を発信していきます。今後の経営においての皆様との1つの議論の題材として活用頂けたらと思っています。
注目のコメント
前職時代から今もなお、経営方針を考える際にはSPEEDAを愛用しています。アジャイル・ウォーターフォールという名称はさておき、これまでリサーチにかかっていた時間が劇的に短縮され、使うべきところに時間を使うことができ、スピーディーに改善サイクルを回すことができるようになりました。
個人的には、顧客価値探索型と顧客価値固定型の両方のバランスが大事だと思ってます。マクロでみると提供すべき顧客価値は大きく変わらないですし、ミクロでみると変えなくてはいけない微々たる変化が常にあるので、両面大事だと思ってます。SPEEDAから「アジャイル経営」のレポートをリリースしました。
DLフォームに入力いただければ、どなたでも全文お読みいただけます!
ソフトウェアのアジャイル開発の考え方を、経営全体に適用することで、「顧客起点で、変化にスピーディに対応する」経営の形を定義して広めることが出来るのではないか。
私たちは、経営の外部環境リサーチのためのSPEEDAというプラットフォームを提供している。そして、アジャイル開発を実践するソフトウェアスタートアップでもある。そんな私たちだからこそ、アジャイル経営の考えを定式化し、広めることができるのではないか。
それは、ユーザベースのミッション「経済情報で、世界を変える」につながるのではないか。
そう考えてこのレポートをつくりました。
これをたたき台として、経営者の方、経営企画部の方と、「顧客起点で、変化にスピーディに対応する」経営について議論を深め、実際のケースを集め、たくさん学んでいきたいと考えています。
色々なご意見いただければうれしいです!顧客価値探索型のアジャイル経営が必要とされてる。その大きな理由は、成熟で豊かな社会で働く人たちが「生きがい」を感じにくくなってるからじゃないかと思う。これ以上稼いでどうすんだ、分業化が進み続けた社会でお客様の「ありがとう」を聞けずに仕事して何になるのか、そうみんな思ってるのではないか。
改めて経営者は、人が働くことの意義を説明すべきだし、実感できるやりがいを提供する必要に迫られている。20%高い給与よりも、価値を共有できる仲間、仕事を心から感謝してくれる顧客を選ぶ人はこれからどんどん増える。特にZ世代はそうだろう。
働きがいのある企業を経営することは本当に尊い仕事だ。